先週末は、日本料理「本湖月」に伺うため、大阪でした。
特別にお昼にお店を開けていただき、札幌(わたくし)、新潟、東京、箱根、京都・・から集合した食いしん坊メンバーだけの特別なお食事会です。
前回の6月とはまた季節が変わり、夏真っ盛りの素晴らしいお料理に感動しました。
蓮の葉の器に、蓮の実、花びら、蓮根もち、淡路の雲丹と吉野葛。
器はバカラ。
ご主人はかなりのバカラコレクターでいらっしゃいます。
見たこともない美しいオールドバカラも惜しげなく・・!!
涙が出るほど美味な鮑と糸瓜のお椀。
生の鮑をすりおろして作るという真薯・・真薯の中でも一番手間のかかるものだとか。
そして、この漆のお椀・・!!!
漆の上から銀を何枚も何枚も重ねた芸術品。
ここでケチると、5年後に禿げるそう・・
(もちろんこれは一生禿げないほど重ねられています。)
アコウのお刺身を魯山人の器で・・!
遊び心の効いた八寸。
鮮やかなオレンジ色と、イタリアのグリーンの器の組み合わせ・・・!
皆、思わず歓声が!
ほおずきの中には、それぞれ手の込んだ美味しいものが隠れていました。
ところてんと梅干し。
器は氷です。
玄米と梅で炊いたお出汁が最高に美味しいので、それを飲むためにご主人がナプキンを巻いてくださいました。
手が滑らず、冷たくなく、直接氷の器に口をつけていただくことができます。
まだまだ他にも唸るような美味しさのお料理を、国宝級の器でいただきました。
もう全員、感動のノックアウト・・・!
こんな贅沢ができるお店、きっと日本ではここだけです。